Rrobert E. McGinnis Art Scott (TITAN BOOKS)
すでに「ミステリマガジン」2015年2月号、小鷹信光さんによる連載「ペイパーバック千夜一夜」で紹介されているとおり、これで三冊目となる。
で、なんとこれ、(その「ペイパーバック千夜一夜」でも触れられているけど)日本語版が刊行されたのだ。ある集まりで小鷹さんから教えていただき驚いた。
著者:ロバート・マッギニス/アート・スコット 訳者:大久保ゆう 体裁:B5変型(縦255×横188mm)並製/176ページ 定価:本体2200円(税別)
サイズがB5変型でオリジナルのA4変型(縦310×横228)より小さい。装丁もソフトカバーだ。その分、値段が安い。
小鷹さんの連載記事の最後に、
「また親本では、収録されているペイパーバックの題名のうしろに年号が付されている。これはマッギニス装画本の刊行年であって、その作品が初めて刊行された年号とはかぎらない(再版のこともある)。日本語版のほうもその区別までは配慮されていなかった。マッギニス・ファンであり、ミステリ書誌にも関心があるものには少し気がかりなところだ」
と記されている。
ともあれ、この画集には、たとえばジム・トンプスン『ポップ1280』(扶桑社文庫)のオリジナルPBOの表紙に加え、別ヴァージョンが掲載されているほか、Hard Case Crime で昨年(2013年)刊行されたスティーヴン・キング "Joy Land"のカバー が載っており、いまだ現役で活躍しているマッギニスのさまざまな仕事を楽しむことができる。
「また親本では、収録されているペイパーバックの題名のうしろに年号が付されている。これはマッギニス装画本の刊行年であって、その作品が初めて刊行された年号とはかぎらない(再版のこともある)。日本語版のほうもその区別までは配慮されていなかった。マッギニス・ファンであり、ミステリ書誌にも関心があるものには少し気がかりなところだ」
と記されている。
ともあれ、この画集には、たとえばジム・トンプスン『ポップ1280』(扶桑社文庫)のオリジナルPBOの表紙に加え、別ヴァージョンが掲載されているほか、Hard Case Crime で昨年(2013年)刊行されたスティーヴン・キング "Joy Land"のカバー が載っており、いまだ現役で活躍しているマッギニスのさまざまな仕事を楽しむことができる。